介護施設でのストーマケア
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すべての施設が受け入れ可能ではない
ストーマケアには医療行為が含まれるため、ストーマ保有者を受け入れている介護施設は看護師が常駐している施設に限られています。介護職員としてストーマケアに携わりたいのであれば、老人ホームなどの一般的な介護施設だけでなく、「介護療養病床」や「介護医療院」などの求人も視野に入れて探さなければなりません。求人の探し方はいくつかあります。ハローワークや求人サイトが代表的ですが、最近は業界に特化した転職エージェントを利用する人が増えています。
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集めた情報を活かして転職しよう
転職活動を成功に導くためのポイントを紹介します。まず初めに行うべきなのが「自己分析」です。自分の強みや弱みを書き出して、希望する条件を明確にしましょう。そして必ず「施設見学」をしてください。求人情報だけでは分からない部分を自分の目で確かめましょう。職場の雰囲気や労働環境をチェックして、もし自分に合わないと感じるのであれば応募を取りやめてください。忙しすぎる職場だと、身体的にも精神的にも追い込まれてしまいます。
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ストーマは医療行為にあたるのか?
一部を除いて介護職員が医療行為をするのは法律で禁止されています。では、ストーマケアについてはどうでしょうか。ストーマケアで行われるパウチの張替について、厚生労働省老健局が発表した見解では、「例外的な場合を除いて医療行為には含まれない」としています。しかし、これはあくまで見解であり、法律が変わったわけではありません。実際には、限られた条件下でのみストーマケアの介助が認められているというのが現状です。
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適切なストーマケアの実践を目指して
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ストーマ造設を行う疾患とは?
ストーマ造設の対象となる疾患で、消化器の疾患として挙げられるは「直腸がん」や「潰瘍性大腸炎」です。また、病状の進行度によっては「クローン病」も対象となります。泌尿器の疾患として挙げられるのは「膀胱がん」や「尿道がん」などです。
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高齢者のストーマケアの問題点
高齢化による身体機能の低下によって、ストーマケアに様々な問題が生じます。それに加えて、認知症を患っている高齢者へのストーマケアはより難しくなります。認知症の症状は利用者ごとに異なるため、個々の状態に応じたケアが求められます。
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集めた情報を活かして転職しよう
転職活動でカギとなるのは情報収集の中でも、ミスマッチを防ぐために必ずやっておくべきなのが「施設見学」です。施設内の雰囲気と、そこで働く職員や利用者の様子を確認して自分に合っているかどうかを見極めてください。