介護施設でのストーマケア

介護施設で行われるストーマケアの特徴や注意点をまとめています。ストーマケアは医療行為に含まれるため、介護職員ができるケアの範囲をあらかじめ確認しておく必要があります。これからストーマケアに携わりたいと考えている人に向けて転職活動のコツも紹介していますので参考にしてください。

介護施設でのストーマケア

介護施設でのストーマケア」の記事一覧
  • すべての施設が受け入れ可能ではない

    すべての施設が受け入れ可能ではない

    ストーマケアには医療行為が含まれるため、ストーマ保有者を受け入れている介護施設は看護師が常駐している施設に限られています。介護職員としてストーマケアに携わりたいのであれば、老人ホームなどの一般的な介護施設だけでなく、「介護療養病床」や「介護医療院」などの求人も視野に入れて探さなければなりません。求人の探し方はいくつかあります。ハローワークや求人サイトが代表的ですが、最近は業界に特化した転職エージェントを利用する人が増えています。

    詳しく見る
  • 集めた情報を活かして転職しよう

    集めた情報を活かして転職しよう

    転職活動を成功に導くためのポイントを紹介します。まず初めに行うべきなのが「自己分析」です。自分の強みや弱みを書き出して、希望する条件を明確にしましょう。そして必ず「施設見学」をしてください。求人情報だけでは分からない部分を自分の目で確かめましょう。職場の雰囲気や労働環境をチェックして、もし自分に合わないと感じるのであれば応募を取りやめてください。忙しすぎる職場だと、身体的にも精神的にも追い込まれてしまいます。

    詳しく見る
  • ストーマは医療行為にあたるのか?

    ストーマは医療行為にあたるのか?

    一部を除いて介護職員が医療行為をするのは法律で禁止されています。では、ストーマケアについてはどうでしょうか。ストーマケアで行われるパウチの張替について、厚生労働省老健局が発表した見解では、「例外的な場合を除いて医療行為には含まれない」としています。しかし、これはあくまで見解であり、法律が変わったわけではありません。実際には、限られた条件下でのみストーマケアの介助が認められているというのが現状です。

    詳しく見る
  • 今後の課題

    今後の課題

    ストーマケアの今後の課題として挙げられるのは、認知症の高齢者へのケアです。現行のストーマ装具は、認知症ではない高齢者でも扱いに苦労することがあります。認知症の症状が進行している高齢者にとってはなおさら不便でしょう。症状の度合いや社会的役割は利用者それぞれで異なるため、個々に応じたケアが必要です。認知症にはなっていなくとも、今後の管理に不安がある高齢者に対しては、家族単位でストーマケアの指導をしましょう。

    詳しく見る

適切なストーマケアの実践を目指して

ストーマのアレコレ ストーマのアレコレ

ストーマの特徴やケアに関する注意点、転職に関わる情報などをまとめたサイトです。ストーマ保有者の支えになりたいと考えている介護職員はぜひ当サイトの情報をチェックしてください。当サイトへのお問い合わせは【こちら】からお願いいたします。